ターゲットの分散と地域の分散を目指して
老人ホーム事業やデイサービス事業など、私たちは年配者向けのビジネスから始まったのですが、ターゲットとなる世代の分散や、ビジネス展開する地域を分散させたいと日頃から感じていました。そんなとき、ふと幼児教室に通っている我が子を見て、「小さな教室でも成立する幼児教育はどうだろう?」という思いが浮かびました。以前、世界を旅したとき、ブエノスアイレスに日本の学習塾があって驚いたことを思い出し、ターゲットも地域も分散させたビジネスができるのではないかと考え、「幼児教育コペル」のFCに加盟し、多店舗展開の参画に乗り出しました。
幼児の可能性を持続させるとともに、
事業を世界へと広げる
コペルを選んだのは、単にビジネスとして以外にも理由があります。幼児教育において新しい価値を創出する上で大事なのは、「脳が持つ可能性を維持させる」こと。端的には幼児が触れられる教材の数が重要となるのですが、スペースの限られた教室では、置ける教材にも限りがあります。しかし、コペルでは10以上の教室で教材を共有し、ローテーションする方法がとられており、スペースにとらわれず、幼児が多くの教材に触れることができます。また、ビジネス面においても、コペルはすでに中国やタイに進出し足掛かりを持っており、国内はもとより海外への事業分散も視野に入れています。これらの理由により、良質な幼児教育の仕組みを世界へと広げるミッションを構想中です。